2017年12月17日日曜日

マイナス7度




どうやらソウルも異常気象だそうで今日はマイナス1から7まで寒く、日本の感覚とは違って顔が痛い系?には参る。

朝は南大門で常連になった眼鏡やさんで老眼のスマホ用とお洒落舞台の譜面用を作るも込み込み8千円なり。もう5回目位でこの顔を覚えてくれてとても人懐っこく親切にしてくれる。高いものを売ろうとしないのが良い店だと感じる。

あとの行きつけでも、やれお茶を飲んで暖まってね。ボタンだけを付け替え希望で行ってお父さんの店ではお店からコーヒーまで運ばせてくれる。

知的侵害のいけないマフラーを売る老婆とも折衝し簡単に3分の2になった。

常連の店の人(通称山田君)がお昼の美味しい店を紹介するので、といって市場のレストランに至っては紹介サービスでトッポギまでサービスしてくれる始末。

基本的にもの凄く親切な待遇を受けている感は否めない。楽しい事だ。


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さて、今日は先輩の方の夢のこの地でのコンサートの一躍を担う仕事がある。

先方の用意してくれたホテルに移動するのに地下鉄が安いので使ったが、まぁ未だに階段国なのでいささか疲労した。

東横インが東大門にあるのでから便利。基本は日本と同じ。しかもメンバーなので4時のつもりが我々は3時にオッケーでラッキー。地下2階もレアだ。

その後、ワンシムニ駅近くの開場で二回公演。



非常に珍しく、2回目までにアルコールが許可されて、勢い飲んだものの、二回目までの不確定な時間に気分を少々害した。体調に無理もあるのだ。吐きそうな気分を取り戻す魔法の薬で事無きを得たが、まぁアルコールが入ると憑依が凄くておよそ日本ではお聴かせ出来ない程のインプロヴィゼーションが演奏可能だった。なぜ1回目と違う?アルコールだ。

予定の時間を20分過ぎて開演。滞り無く。
次のステージは23時。私は適さない時間だが仕事に集中するしか無い。

結局、地下鉄は無し、タクシーは寒いと捕まらないので、何と知り合いの知り合いのタクシーでホテルまで戻れた次第。

愛情や時間配分の約束が乖離するので、予定の立たない不確定要素で気分が悪くなって困った。恐らく音楽家には向いていない、何より酒で盛り上がる人々のノリが理解出来無し。



疲れ過ぎたので、明日は5時間前には空港に到着して孤独になり、平常心で日本に戻ろうと画策している。


あぁしんど