2017年11月4日土曜日

シャルパンティエ



シャルパンティエの「真夜中のミサ」を大阪天満教会で演奏して来ました。

プロの演奏家というのは例えそれが愛好家の合唱団の方々のオケ担当であっても、経験と知識、技術で作品を本番までに深く読み込んでいきます。リハ中はスコアは勿論必携。
言葉に併せたア−ティキュレーションも必要で、宗教音楽に疎いと非常に違和感のある演奏になっていきます。



いずれにせよ愛好家の方々はプロではありませんので当然様々な事故も起こりえます。
途中で拍子やテンポが頻繁に変化する箇所などが「怖い」場所です。
一方我々は人を不安にする、ミスをする事はあってはなりません。

で、結局は音楽を支え続け進める事は当然、何気なくコンマ何秒で先導して行くのも仕事です。

個人的には作品統制の不安から軽い吐き気を伴いつつ前日を過ごし、当日も食欲は無く、しかしプロ側の本番力で無事に仕事をして参りました。終了と共に劇的に空腹感が襲います。特に管楽器は唾液の関係で一切の食事や炭酸もタブーです。

バッハ、ヘンデルに比べて耳にする事は少ない宗教曲に於けるオケのリコーダーパート。
作品力が高いのはともかく、とにかくアホ程読み込んで練習する事が結果を良い方向に導く気がしました。まぁ数年は無い仕事かと思いますが。貴重な空間でした。