2017年4月27日木曜日

不思議なエネルギー作用



現代の文科省の改悪で、何せ授業数が増えた。非常に理にかなっていない。
国力、学力を上げよう、はわかるが、大学ではもう遅いと思うが。

大学は聞けば東大までがそれを慣行。前期、後期共に15回づつで30回となった。
今までが年におよそ24回という先人が出した的確な回数だったのは余裕がありかつ非常にやりやすかったが、改悪の結果は4月のいきなりに授業を開始してしまい全ての部署や先生方、学生が大混乱になる点。定年を迎えた前時代の偉いとされた方々は良かっただろう、という恨み節も良く聞くようになった。


ところで、大学は自分の判断で授業を履修してゆくのだが、登録もままならないままわけがわからないままとにかく授業が遂行されてしまう。しかもPC内にあるシラバスを適当に見分けて判断しつつだ。昔ならガイダンスや説明があったはず。それだけ質問が多く、結局よくわかっていない集団が右往左往しているある種の地獄絵図が多く見られる。

で、授業にはテキストなりが必要で楽器の購入もそうなのだが、三週ほど過ぎなければとにかく落ち着かない。枚数などもわからないのである。


まぁ権力が絶対な事はしょうがないし、いちアルバイト講師には無力に尽きる。
で、プリントを輪転機で一生懸命刷るものの、とにかく妙なエネルギーが働くのか詰まったり、何かが何とか、などになる。ではコピー機で、と思うが、ごたぶんに漏れず他の先生方も同じでとにかく混む。
用意しておけ論もあるが、音楽はどんどん進化しているし、マンネリの授業では昔のやり方になっていけない。

とにかくあるメーカーの輪転機。ダメダメ過ぎるのがストレスだ。よくそんなのを売るなと。
ここ二週間で大阪音大、京都芸大、大阪教育大で三種の異なる授業のコマを済ませたが、とにかくおぞましく用意が大変で、なぜか紙が詰まりまくっていた。誰かが操作しているんとちゃうか、と思うのは病気か?


数年後にはタブレットで送信、というようなシステムに変わって行けばとつくづく思います。国立はWi-Fiが飛んでいるものの、そうでは無い場合は速度制限を気にする学生がいて、例えば動画を出しなさい、というのもアカハラになりかねぬ。

あぁぁ〜早く春休みにならないかと