2017年4月14日金曜日

格安の仕組み




滅多にツアーの形で渡航する事など無いので新鮮だったのだが、都合季節柄とても破格で格安な個人ツアーを使った。往復ビジネスクラスでリージェントに連泊してその値段ではからくりを不思議に思う。調べていた段階でエコノミー利用よりも遥かに安い。
日本旅行系なので急な破産も無いだろうと。

普段は個人で全て移動するが、形式「ツアー」なので空港に降り立ち無事に通関しても係員と声を掛け合って他の客が揃うのを待つ。なかなかこれが苦痛だった。自分で調べて動けば無駄がない。団体旅行はこういうものなのね、と学習した次第。

良心的な人物で好感が持てたガイドだったので何よりだ。

途中、インセンティブのためだろう、お茶屋に寄るも5分で終了。


台北の中山はリージェントホテルに着く折、マイクロバスが雨のためにスリップしてテコでもエントランスの坂を上らないのには笑った。要するにホテルの入り口に到着出来ない事態に。
ホテル側の指示で車の方向を変え、何とか無事に到着。
日本人スタッフの多さにも驚くが、英語と日本語がごちゃごちゃ。

しかしながら、ラッキーな事にプレミアムルームにアップグレードされ通常の2倍の広さで角部屋にランクアップされてご機嫌である。とにかく豪華で凄いしもったいない。
通常ならすぐに出掛けるが、わざわざ部屋にて(実にペットボトルの水が5本)お湯を沸かし、ドリップ方式の付属の珈琲を飲みつつしばらく市内の景色を見ていたほど。世の中にはこんな事を当たり前で味わっているブリティがいるということね、と。

部屋から見えるシンシンデパートへ出かけ、地下のスーパーでお買い物。個々は良い。
台湾ビールはおよそ100円なのでいつも買って帰るのだった。

夕食は徒歩圏内の小籠包の名店に出かけ、夜市にタクシーで向かった。
何をするでもないが、マンゴーかき氷は欠かさない。
帰りは所持するイージーカード(日本のスイカみたいな)で70円ほどなのでMRTにて。


このリージェントホテル、とにかく凄いですからせっかくなのでバーにも出向いた。価格が釣り合わない程の妥当なもので、もの凄い空間には圧倒。うるさい事も静か過ぎる事もない心地良い空間作りには恐れ入る。

大理石だらけの風呂周りに圧倒され、心地良くベッドに入ったナウである。
あすに来春の打ち合わせと楽譜の引き渡しを行う。

現時点で韓国への渡航者が激減しているのか、今までで一番多くの日本人観光客を見かける気がする。確かに親しみやすいし、ぶっきらぼうながら優しい人が多い国だ。
友好というのは素敵な事で、逆は何をしてもギクシャクする気がする。