2017年4月4日火曜日

帰国、結局、微熱



哀しいもので、旅行中は胃痛や下痢、発熱、口内炎に至るまで無事に体調を整えていた。
即ち、食事制限やとにかく身体に対して厳しく管理をしていたのだが、帰国して2日目あたりで喉の痛みと発熱である。やはり母国でホッとするのだろうか。

自己判断では「咽頭炎」だと思うが、一連のストイックさで一応ダイエットにはなり、ベルトの穴が完全にひとつ縮んだ。抵抗力、免疫力の低下。以前と同じ症状の際の投薬の残りで事無きを得た。(しっかり疲労後の喉痛、発熱という袋と処方を保管していた)


海外では普段に突然「違和感」を覚える事が多い。例えば、チケットを渡したら受け取られ、中に入ったら〜チケットは?とか、頼んだ料理が偉い量だったり、凄く不味かったりと枚挙にいとまが無い。鞄の荷物検査があったからトレドで購入したサバイバルナイフを身につけておいたら身体検査は無く簡単に通過、とかは意味が不明過ぎてもうおもしろい。(と書いてるはなからロシアで地下鉄爆発)


尤も、日本の仕事現場でも新世代の老人や若者との違和感との闘いが多い事には違いないので、今日内科で栄養ニンニク・プラセンタ注射をぶち込み、万全に戻した次第。

先人が付けた五十代を「初老」と言い、台湾で先生を「老師」という言葉に収まりたくない。この客観的爺感が余計に余生の厳しさを感じるが、もう少し踏ん張れるよう頑張ろうと思うが、真面目にやっていますので応援戴けると嬉しく思います。

学校はあと3年(非常勤30年やればもう良いでしょう!)、演奏をあと7年(当時60歳)で一区切りと感じています。老体を堂々と臆する事無く人前に(同情されつつ晒す事)には個人的には強い違和感がある故かと。
芸術家はクールでカッコ良いにこした事無いですよね。

次はリサイタルですが、このメンバーによるコンサートはそうそう出来るものではありません故、是非お足をお運び下さいませ。最初で最後です。