2016年6月27日月曜日

修行失敗



なんてことだぁ。
先般のシンガポールへの渡航。
以前にも使ったシンガポール(SQ)航空の正規割引格安航空券であったのに、マイル積算非対象である旨が後からわかった。ANAのマイレージクラブに溜めれば6千マイルくらいになった筈。それがゼロ。

購入時に念入りに調べないと騙された気分になる。
以前は積算されただけに、今回のSQとの相性は更に酷いものになった。

世知辛いのはこのようなマイルの世界にも蔓延しているが、これは改悪。
それならば私なら最大のLCCのエア・アジアにすれば良かった。
ほぼ同額でフルフラットのビジネスクラスが利用可能だからである。

今後は更に更に調査と確認が必要。
修行が無駄に終わった末路哀れ。

近々の英国の動きと円や原油の動きでは航空券は買いやすくなる筈ですよ。


と、記載した翌日のSQ368便のエンジンが爆発してはる〜
乗客、乗員は無事で何よりです。

2016年6月21日火曜日

独:ウィンドカナル誌に掲載




先日の台南にて外交をしたモーレンハウエル社のニック氏のおかげ?で、ドイツで発行される
「 Windkanal 」誌に掲載をして頂きました。欧州に広がれり、いずれは逆輸入されるでしょうか?






2016年6月19日日曜日

アンサンブル発表会16




昨日、梅雨の晴れ間に恵まれた一日は、普段に指導をさせて戴いている「リコーダーアンサンブル」の発表会を西宮市は夙川福音ルーテル教会にて開催致しました。

チェンバロ通奏低音を伴う個人の発表会とは相対的にプログラム数は少ないものの、のべ人数は相当数になり、会場にはお知り合いやどこかで聞きつけたであろう聴衆に方々によってほぼ満員になりました。




それぞれのグループ演奏は言うに及ばず、ご出演のグループごとに個性と感性が異なる素敵な演奏を聴かせて下さいました。愛好家とは言え、そこまで練習をされ、緊張をされての舞台、それは大変だったと頭が下がります。
しかしその先には成長がありますので、毎年新たな感動があるとも感じます。


違う側面ではプロ弟子は助っ人やステージマネージャーとして大活躍。
おかげで私は非常に楽にステージでのご紹介MCと指揮のみ。
これも年々の変化で嬉しい事です。


出場者の皆様から素敵なお花を頂きました


いちプログラムで既に世間で活躍しているデュオの演奏がありました。それを聴いていて、思えば私が今後一生で取り上げる事はないであろう楽曲を演奏しているのだなぁ~という想いが走りました。

どちらかと言えば、加齢と共に節操なく何でも演奏することは私には難しく、作品の演奏レパートリー幅が非常に狭くなりつつある事に気づき始めている今日この頃で、これはある意味での万感の思いだったかと感じます。主体となる自分が共感出来ない名作、みたいな物もあるという事です。

それだけに次々にプロ、及びプロを目指す若者全世代に近くにいてくれる事は幸せな事です。





演奏後は少しお話しをして会場での一本締めで即終了。
皆さんの家庭への影響を考え、ダラダラとした宴会は不要という考えです。
蜘蛛の子を散らすように足早に会場を去られ、超優秀な総撤収、というのは美学的に好みです。



手伝ってもらったプロ弟子連とは打ち上げました。
人のふり見て我がふり~もあり、エポックメーカー側としてたくさんのハナシをしてきた次第です。
いずれはそれぞれのお弟子さんが何らかの発表を行う日が来るでしょうし、多角的な視点で現状を見守ってくれていれば幸いです。







2016年6月6日月曜日

う〜ん


シンガポール滞在を終えての機内。時間を持て余す。現代の工学的には理屈上ではマッハ3程の飛行機は開発可能で数分で目的地に到着は可能らしいが30年前とさほど変化がないように思う。機体の燃費は向上し内装等は確かに変化があるが、色々とまちまち。

例えばこのSQはマシンでのチェックインを推奨していてチャンギ空港のT3では並ばずにマシンで荷物タグをつけて預けるのみ。故にほとんど行列が無い。とりあえずのイミグレーションで少し並ぶものの、荷物検査が各ゲート付近でそれぞれに行われるので乗客が分散され、これは大変利口だと思う。インドネシアもそう。

例えば、関空や仁川では、まず荷物検査の玉石混淆の大行列を終えてイミグレーションに並んで~と時代遅れも甚だしい。そもそもがハイジェックするなら空港内で手榴弾を投げまくり自動操縦をうちまくればどんな飛行機にでも進んで行き、乗っ取る事は可能な筈。形式で市民が結構な苦行を強いられるというこの空港での事態で既に昔からテロリストが圧勝していると考えられる。ちまちま爆弾が起爆するようにするなど概念と思想が理解出来ない。思えば新幹線のひと車両に2千人弱は乗車しているので今までがよく無事な事でそれも偉業の歴史に感じる。

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さて、今回の滞在。円に対してシンガポールドルが80数円で一年前よりかは少し良いものの、総じて物価が高い。先般の台南に対しての倍。大阪の1.2~2倍ほどが多い。ビールなどの物価が相対材料となるが、しかしタクシー代金は総じて日本より安価で安全なのが良い。運転手も愛想の良いのが50%、無言も50%。そう言えばホテルスタッフもまちまちで興味深い。タクシードライバーに準じる。
明るい運転手は説明や文化、現在の国の状況を聞き出すのには適切。ホテルはフレンドリーなスタッフや無視のスタッフ、アメニティも係によって様々で補填があったり無かったりと一定ではないのがやはり外国なのだと思う。
国は総じて安全で親切と思って間違いないが、施設や個人で施設で拍子抜けする事もあるのは確かだ。

@マレーシア、カリマンタン島海上付近 SQ616



今回の失敗を記載しておこう。まず灼熱の太陽が照りつける日に帽子を落とした。次に夜中にトイレへ行き、ベッドにも戻る際、ベッドに飛び込む目測を誤ってある家具の角に激突し、目の横を切り、出血裂傷。3日間腫れぼったくて参った。幸い眼球では無かったのだが軟膏を持参しておらず、薬局にも無かったので今後の参考にしたい。
で、気に入りのソニーのスマホが割れた。7インチで老眼に優しく、SIMもフリーで海外使用も便利だったが、2年も持たず、おそらく構造的疲労から来る損傷で再起不能。ガラスが割れてもう動かない。多くの思いでとアプリケーションが消滅。これ一台だったらゾッとする。。
幸い、来月が更新月なので現在のY-mobile(解約)から楽天(3.2GBで902円!)に移行予定である。で、SIM freeで動作確認済みの機種を持参のPCで調べ、シンガポールで免税になるので購入した。あとは日本のSIMを購入するのみ。
前回の反省を生かし、5インチでポケットに入る高性能な機種に変えた次第である。免税の恩恵があり日本に新品よりは少し安い。こちらの消費税的なものは7%で全てが購入したカードに戻るのお得感がある。



普段、スマホはアプリが便利で通話は完全不使用としている(災害時回線確保に有効)。また、音楽を流したり、先般のハワイでレンタカーのナビで使ったり。ガラケーは電池が持ちメールと電話という基本利用に便利。あとはモバイルPCで「全般」という大人の3ツールは海外滞在では必須アイテムズである。案の定昨夕にアルバイト先の大学教務からメールが届いた。なぜか渡航中に仕事系もメールが断然多いのは宿命か。飛行機事故もである(汗)。

そう言えば、数年前に富士通の薄いガラケーの画面もクラッシュした経験がある。ドコモに行ったらどこどこに電話をして下さいやと。壊れて使えない電話だと伝えた時に歴史的珍回答であろう。
薄く軽い事はそこそこにしておかないといけないという人類史上の重要事項を身を以て証明した気がする。

今回のメジャーキャリア利用もそうだが、LCCのタイトな感じが心地良いのは認めるが、まぁ定時発だし、クルーのポテンシャルが高い。空港も例えば、シンガポール空港のターミナル等は楽しい施設でいっぱいである。それこそUSBや電源はいたるところで自由に使用出来るし、フードコートの値段も安い。カフェは多くあり、すいている。これに比して、とてもつまらない関西空港の再起を願うが、日本人の遊び心や損得勘定がいつ変化するものなのか楽しみである。人を喜ばせる事にはかなり徹底している国、またはそれが産業とも言って良いかもしれない。

さてさて、今から(日本時間17時)食事がサーブされる。前記したがSQのエコノミーは前後から配膳されるため、真ん中に来るにつれ和食が無くなるというアホな事態が起こる。前回も前々回もそうでクレームを言ったが所詮は一エコノミーの輩なのだろう、いくら正規航空券でも未来的に改善される事はないだろう。今回もそうだったらどうすれば良いだろうか?(しかしながらメニューを観ると和食にさ程の魅力が無いのが興味深い今回のフライトである)

帰りのフライトが楽しい!という事があまり無い概念だという気がする。
若い時分に留学を引き上げる際は非常に嬉しかったが。



SQ616便関西行き。48Aの足元の広い追加料金要の(プリファード)非常口席。午後5時に食事のサーブが始まる。面白いほどまたまた私だけに(待たせた挙げ句)「和食」が無いと言う。周りのシートは既にご機嫌に食し始めている。
で、人生で久々にキレた。日本人の女性クルーには行きの便で実に「けんもほろろ」に営業的な謝罪をされたので、今日はそこに居合わせたシンガポーリアンの男性クルーに敢えて英語で捲し立てた。女性軽視ではなく逆に効果が無いという経験上の行動であり誤解は勘弁戴きたい。腹を割って話すのは男同士が妥当かと。何より怒りをぶつけやすのは確かだ。
で、実は日本語より感情を露呈しやすく怒りを伝えるには私にはむしろ便利である、ここ近年4回も正規航空券でこの便に搭乗していて4回全て和食が無いとは一体何事か!私に信じられない事をしているぞ君たちはっ!あん?と他の乗客にはわからない程度に結構まくしたてて怒鳴りつけてみたわけである。久々に怒ったら身体が震えて少々恥ずかしかった。しかも、たかが機内食である。

日本人女性クルーを少しビビらせて恐縮だったが、信じられない。シンガポーリアン男性クルーは、「では少し待ってて下さい、すぐに持って来ます」やと・・・?えっ?あるんやないかい!
結局、難なく和食がサーブされるという事態で逆にこちらバツが悪い事に。なんなんだ。基本誠意が無いし権限もない日本人クルーって。おまけがあってアイスクリームも(特段欲しくも無いが)食事が遅れたのであなたには後で届けると誠意を見せつつ、何と!結局は持って来なかった辺りも非常に軽い。
私の運も悪いが大会社側も日がな何便も日本に飛ばしていれば日本人が帰国の際にそろそろ和食を食したいという事くらいはわからぬものと確信。安全確保第一(比較的墜落しない方)は理解可能だが、ヒューマンホスピタリティと食的統計学がスポイルされているのでやはりまだまだ超一流とは言い難い。残念だ。哀しい気分この上ない経験となった。悪いところはそう無いにせよ、エミレーツやエディハド等のアラブ系はまだ知らぬが、結局は全日空が最も快適かと思います。


ここ近年搭乗したエアラインを振り返る。
ハワイアンはカジュアルな雰囲気を敢えて出していて親切だが機材は古い上トイレの数が少なく不便。アシアナ、大韓は食事が美味だがよく事故る。中華航空は和食が美味だがもの凄く定時出発が苦手で正確に飛ばないので乗り継ぐのが怖い。エバー航空は「あきやまか?」とミスターをつけてくれなかった事がある。マレーシア航空は食事がまずくこれまたよく落ちる。ガルーダ。インドネシア航空はモチベーションが低く笑わない。日系の二社は特典旅行の客に特に冷たい。ルフトハンザの日本人クルーは冷徹過ぎて驚く。オーストリア航空はシェフが同乗していて素晴らしかったが日本を撤退。LCCのピーチは私より飛行経験が少なそうな上に語学が弱いし機材遅れの場合はチェックインすら出来なくて閉口する。ジェットスターは一番のABC席は雨の日は濡れたりする。イージージェットはチェックインがイージーではない。エア・アジアはクルーがセクシー過ぎるが乗る数日前に墜落した。

最後に、
関空にて待てども待てども荷物が回って来ないではないか。おかしい。
ロストバゲージと思いきや、次のバンコク到着便のために係員が勝手にテーブルから降ろして行った訳である。
ならば、その旨言えよ馬鹿者。
おかげで数十分待つ始末。こういう欠けてる社会になって来ている確実に。
いよいよ凄いヒューマンに欠ける輩がふわふわと大事な仕事に携わる時代が到来してしまった。とにかく、一言言え!と言いたい。





2016年6月3日金曜日

航空インシデント



最近エジプト航空が墜落し、大韓航空のエンジン事故の折りシンガポールに所用で飛ぶ。
先般はエア・アジアが墜落した折にエア・アジアでジャカルタからデンパサールに飛んだが、なぜかこういう事態が多い。それだけに逆に墜落や事故が少ない移動体とも考えられるだろう。

前泊のりんくうのワシントンホテルを8時に出ようとするが、もの凄い外国人観光客の利用で驚いた。インバウンド効果の裏で、日本航空や全日空のキャビンクルーがこのホテルを利用しているのにも驚いた。それぞれにホテルを経営しているのでそこで良いだろうに、少なからずランクが落ちているから気の毒だと思う。洗面や風呂の設備と広さでそれがわかる。一時代に比べ何かと夢のない仕事になりつつある気がする。モチベーションが下がり過ぎる事は大丈夫なのか。

で、ホテルは案の定エレベーターが凄い事に。幸い最上階にアサインされたので部屋から出て乗る事は比較的容易に出来るが各駅停車な状態でグランドフロアまで数分かかる始末。
ロビーは外国人の団体と日系エアラインのクルーで玉石混交。


出発日は早々に空港に向かい空港の駐車場に車を止める。新関西空港株式会社が発行する関空伊丹カードに入会していればおよそ半額近くで駐車可能になったのはありがたい。


シンガポール航空(以下SQ)カウンターが南のHなので第2駐車場に行き、ネットでチェックインしておいた航空券を専用カウンターに並ばないでスムーズし進行。シンガポールのアライアンスなら全日空の地上係員かと思いきや、なぜか日本航空の地上職員の委託。これは興味深い。


定刻にプッシュバックされ滑走路を進むと度々搭乗するガルーダ・インドネシア機、キャセイ・パシフィックの台北経由香港行きの機、マレーシア航空の機材がアジア線同時刻の故の行列。全てがエアバスA-330-300というのもつまらないが、同じ機体への様々なデザインはそれはそれで楽しい。

プリファード・シートという非常口付近のシートなので快適。凄く寒い機内だがトイレは近いのも良し。LCCとは異なりおしぼりまで配られ、飲み物、食事と続く。関西からはおよそ6時間少しのフライトである。

で、毎回この往復のフライトでは「和食」が品切れです、と言われる。さすがに今日はクレームをつけた。いわく、48のA(去年はH)なるシートでは、配膳のカーゴが前と後ろから中央を目指すため無くなりやすい旨。変なシステム。

エアラインによるが一旦前に運んでサーブする方が多い筈。これは団体格安料金で搭乗する客を後方にアサインするため、比較的前方の例えば正規の航空券やランクが上の価格で購入した人を優先すは筈だからだ。おかげでシーフードをクリームで煮付けまくった料理がサーブされたのでクリームのかかっていなかった野菜とパンのみ食した。

申し訳ございません、といつもハートのこもらない(敢えてそういう方針?)軽い謝罪を受けて全てが終わった辺りはこの会社らしいとも思う。思えば30年程かけて徹底的な経営努力で航空界のエポックメイクをしてきて、いまやCクラス等は高額な存在なのだからプライドが伺える。
尤も、空の上で何かを食べなくても良いかとは思うので、実はそれほどの問題ではない。
先般のハワイアン航空に続き、機内エンターテイメントのイヤホンプラグの調子が悪いのは相当な確率を誇っている。しかも観た映画がもう一つであった。デンマークの舞台がシリアに舞台を展開するのだが、市民をいかに巻き込まないで〜という内容で、聞き慣れないドイツ語に似たデンマーク語を英語のテロップで呼称の音声で観ていたという〜。



あと2時間だが、これが長いので台湾くらいが限界になって来た気がする。多分18度程に設定されたエアコンは寒く、精神的には退屈でフィジカルに姿勢はとれず、現在狂いそうなのは私だけなのだろうか。
パソコンに降ろして来たつもりの映画がダウンロードされていなかったとか、ラウンジを使えるプライオリティ・パスまで忘れた始末。
日々の小商人活動で疲弊し切っている自分と対峙しているナウである。まぁ着いてしまえば楽しい事もあるだろう。@カリマンタン島近海の機内


で、本来はSQ専用に第3ターミナルに到着の筈が古い第2に到着。愛想のないイミグレーションを通り、愛想の良いタクシー廃車係に案内され、無愛想なタクシーでスイスホテル・スタンフォードに到着。

ここは数年前に初めて訪れた折に宿泊して勝手がわかっている。シンガポール一高いビルで今回が60回の部屋。周りには高級から市民レベルまで様々なレストランやショップ、スーパー、コンビニが多くて助かる。
マリーナ地区のホテルには興味があるものの、存外部屋以外が不便なのは知っている。



ひょんな事でスマホがクラック。割れてしまった。非常に不便を感じる。
大人は携帯、スマホ、PCの三種の神器なのだが、一つ欠けるといけない。何よりまたいらぬ出費になり、アプリを入れ直さねばならない。ったく。