2014年2月8日土曜日

シンガポールからデンパサールへ到着 ウブドへ




シンガポール1315⇒ガルーダ・インドネシア航空GA843⇒デンパサール(バリ)1605 

コマネカ ビスマ (ウブド地区)泊1



昨夜は現地の2時半頃に就寝。9時半には起床した。

当初は早起きをしてホテルプールでひと泳ぎするつもりが、疲労していて起床すると
それどころではなかった。
何より昨日までの冬支度を完全に夏支度に交換しなければならないので荷物転換などの
用事もある。

エアポートホテルとはいえ、長く滞在したい程に快適なホテルなのだが、仕方がない。
チェックアウトをして同じターミナル3のガルーダ・インドネシア航空のカウンターに向かう。
並び待つ時間もなくスムーズに事が運んだ。

チャンギ空港では荷物検査なくイミグレーションを通過する。結果、ゲート直前で検査があるが、ということは爆弾を飛行場で爆発させることは用意なわけだ。
例えば、バリのング・ラライ空港は空港の建家自体に搭乗者以外は入れず、搭乗者は空港入口で荷物検査を受けてからチエックイン。イミグレーションを通り、ゲートに入る待合室の前でまた検査という徹底ぶりなので、所違えば、である。



さて、ターミナルの端の端へ移動体(関空が酷似している)で移動するが、それまでにショッピングを楽しんだ。制限区域内でも旧正月の獅子舞までやっている。楽しいし極上に洗練された空港だ。電源をどうぞ、空港はフリーワイファイ、トイレは物凄く広くて清潔。

ところで、近年の海外活動のために世界で使える単純なノキアの携帯(通話専用)電話機(SIMは各国で購入する)を購入。言っても3千円代なのでかわいいものだ。これでバリでSIMカードを買えば、友人と連絡がつくし、相手も楽に連絡をしやすくなるので助かるはず。3月の台湾の予定もこれでクリア。もちろん自分のスマホはSIMフリーのイーモバイル社だが、そこそこ上等なもので妙な情報漏れやクラッシュには抵抗がある。通話専用で十分。そのかわり非常に質感が低くて小さな驚きがあった。

その後、軽くフードコートで食事をして、指定されたゲートに向かう。




久しぶりのガルーダ・インドネシア航空だ。シップはボーイング737-800。
解せないのは非常に空いているのに乗客アサインをひとまとめに集結するという点。
そもそもサービス業なのだから隣が来ないように配慮押した、くらいのプライドが欲しい。
重量バランスの知識は知っているが、前後と横だけが満員なのである。




以前、(もちろん格安の)Cクラス、アシアナ航空でフランクフルトに一人で渡航したおり、そのシートアサインに感動した事があった。
スタッガードに配置してあったのである。要するにABに一人 CDに一人、EFに一人、という風に、全乗客に隣がいないという配置。

たまたまだろうが見渡すとCクラス全員がふた席を一人で使用出来るという配慮。その後、アシアナ航空は座席自体を完全スターガード方式に変更し、(最近アメリカで事故を起こしたものの)もう格安チケットの対象にはならなくなった。自ら格上げに成功したのだと思う。


今回のこのバリ往復はエコノミー席で、昨日のフライトとの格差がえげつない。
前述したように、そもそもはシンガポールのみを考えていたので、後にこの航路を手配したし、まぁ2時間強なので辛抱出来る、第一、妙にお高いから構わないのだが、狭い狭い。
このルートも数社を調べまくった。LCCのエア・アジア、タイガーエア・ジェット・スター等。

結局LCCで荷物や前方座席を指定考慮すると、このインドネシアのフラッグシップのガルーダのウェブ早割(本国サイト)が一番安価という結果になったのだから興味深い。しかしガラガラで人だらけで狭いとは・・・。
マッハ0.816(784㌔)で巡航中にランチ。エコノミーらしいが十分であり、もちろん美味しいはずはない。そもそも空の上で飯を食うというのが何だか変だと思うようになってきた。




去年LCCに乗り倒したせいか、特に困らないし、強制的にブロイラーの如くに配膳され、何よりテーブルを出しておく行為が恥ずかしい。わんわん、という感じだ。



あと80分程でバリに着く。シンガポールがほぼ赤道直下なのに対して、バリ島は完全に南半球に位置しているので少々天候も異なる。

例えば、タイのバンコク、ホーチミンなどは赤道より結構北に位置している。
バリのデンパサールから近い大都市はオーストラリアのパースであったりするのも存外意外だ。

このあと、友人のマルジャナさんの迎えを受け、クタ地区で遊んで夕食、再び空港に戻り、妻の両親を迎えてからウブド地区に移動する。

2年前に訪れたずば抜けてバリらしい、しかし完全に設備は近代施設のコマネカ・ビスマというホテルに連泊する。ネット環境はもちろん、アップルテレビシステムやバイキングではない朝食。
団体がいないなどは重要なファクターだ。

二日の移動を楽しんだ後のようやくの堕落が始まる。そもそも2日間、ビールも飲んでいないのだった。

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到着するとボーディングブリッジではバスに乗り込むのだが、何か要人でも来るのか、我々のバスの前はアサルト・ライフルで完全な迷彩服を着た一師団が整列している。インドネシア軍の迷彩は少し派手な感じで、確かにこの国にあるジャングルと似た感じである。



さて、どえらく新しくなったターミナル(なのに、バスって?)に入ると専門係員にスペシャル・イミグレーションを頼む。数ドル支払うと行列に並ばず、完全スルーで全てを代行してくれる正規のサービスがあるのだ。結果としては荷物を待つが、ビジネスクラスかそれを利用した人以外は、荷物のターンテーブルに来なかったので、1時間程並んでいたようだ。

到着便ラッシュを逆手にとったあくどい行政には関心する。イミグレーションの管理官とブースを増やせば良いのだが、それをせず、わざわざ大行列を作って、スペシャルサービスでまた儲けるわけだ。20年弱前にはビザ代25ドルなんてのもなかったので、観光産業でしかも米ドルオンリーというのも解せない。その上日本のODAによってこの空港はおろか、高速道路まで完成し、特定の場所までは半分の時間で行き来出来るようになっていたのには驚く。通行料は100円相当。

さて、妻の両親が到着し、行動を共にするのだが、それまでは4時間程ある。

まずはSIMカードを買いに連れて行ってもらう。観光客が多い地区でトライするが、マルジャナさんが、高い!と言う。結局三分の一に値段で地元のショップで購入。実に300円程である!!これで数ヶ月及びそれなりの料金まで使える。日本の電話事業との格差は何なのだと思う。

両替もぼられない専門店に。これはいつものルーティンであり、安心材料のひとつだ。
もちろん彼がしっかりといつもサポートしてくれる。



空腹に気付き、地元の中国料理店でアスパラスープに空芯菜(カンクン)、焼き飯等。
これも絶品だが、いかんせん中国人観光客の罵声が飛び交い耳がおかしくなった。

有名なショッピングモールを経由し、空港で両親を出迎える。
無事に到着して何より。その後、ウブド地区のホテルに向かう。
チェックインしたのは、23時であった。



ここは2回目のため新鮮味は無いが、安心感があるので良い。
とにかく静かで豪華で都会的なスイートルームからはジャングルと空しか見えないのだ。



スタッフはヒューマンな感じで礼節を重んじていて非常に丁寧で結構。



この夜はすぐに眠りに落ちた。存外遊べて良かったと思う。