2013年9月3日火曜日

台湾へのフライト




現在、機内でのアナウンスによれぼ、今日はほぼ満員とのこと。ターミナルは空いていたのに。
確かに、私の横は空いている。「ほぼ」なのだろう。

件の第2ターミナルのシップへの徒歩移動は良いが、雨の中をシップまで傘を刺さねばならない
のは辛い。これもそれなりの節約なのは理解する。
ボーディング・ブリッジはいかにに高価なモノかが、実は後に機内からも深く理解出来たからだ。

と、言うのも、ドア・クローズドになり地上からの階段設備が離れて行くのが専用車輌車はなく、
人の手によって押されていたのだ。しかも一人で押してシップからゆったりと離れていく。
通常は専用車輌があるのだが、なるほど化石エネルギーはここでも抑えられるのだなと。




それと、貸出用の傘だが、例えばJALの場合は専用の統一色の傘が用意されているのに対して、
全く一致性の無い傘群の貸し出しには驚いた。恐らく、忘れ物を集めたに違いない。経費節減。

確かに雨を避ける道具なら統一性はいらないだろうが、自分の傘を取り上げられようとされる
可能性と、自分のモノにしてしまえるちょいワルい奴もいるだろうと、ほくそ笑んでしまった。

さて、雨の中の搭乗だが、左前の扉がクローズされてから、扉の中側にポタポタの雨漏り。
私はB席だったので事なきを得たが、Aの足元なら100ml位のズボン水濡れ被害に合った
ことだろう。

(どうみてもANAからの出向のベテラン)クルーが気にしてくれたが、この世界のベストセラー機、
かつ、まず大体の大手パイロットが旅客機の免許を取得せねばならぬエアバスA-320にしては
単純過ぎる設計のミスか何かだと思う。

丸い構造なので雨は下に流れるのだから、扉から雨が漏るなど、どうかしていると思う。
さすがにクルーがメモをしていたので、近日改良はされよう。ようこそA席でなかったことだと。



さて、順調に飛行中だが大概飛行機には乗るが、珍しい程の長いアナウンスが機長からあった。
全部、書き留めて見たのでここに披露する。

機長の山田です~から始まり、情報をたくさん提供してくれた。

皆様のご協力のおかげで定刻に出発。
タキシング後の滑走路からの地上離陸時間は16時14分。
通常より重量が重いため離陸速度は275㌔。
30分で通常に3万4千フィートに達したが、秋雨前線を避け現在は3万フィート(役9100㍍)。
外気温は30度で時速830㌔だが、向かい風50キロを受けているため少し遅い時速790㌔で巡航。
台湾桃園は28度。この先、数個の積乱雲を避けながら行くぜ!フライトタイムは2時間25分。
17時45分にはランディングするが、タキシングでターミナルには10分程かかり、定刻の17時55分に
到着。左下には桜島が見えるぜ!!

~らしい。情報量が多いが、全部書き留めた自分が凄い。


沖縄県の上空での台風の一部


しかし、今日のクルーは前記のベテランから徹底的に説明を受けている。
多分、若いお姉さんはかなりの新人さんのよう。
先日、300万人の搭乗者を超え、LCCとして成功しただけに、そう言えば、大量に社員を
募集していたという情報は得ていた。

新人らしさはカートの出し入れや転がし方で、こちらが見ていてもよくわかる。
ベテランが若手を育てるのは当然かと思うが、今日はなかなかな教育ぶりである。
逆に絶対にANAからの教育係で、ベテランとわかってしまうのも、ご本人はどんな心境
なのでしょうね。







定刻に着いたとして、ターミナルを長々歩き、イミグレーションに並び、携帯電話会社で携帯を
借りる手続きをし、乗り慣れたリムジン・バスに乗り、降車し、ホテルは正面に見えているのに
地下を延々通らされ、チェックインをしなければならない。

この面倒な作業をいつも、いつまで心を折ることなく続けられるかが少し不安にはなってきている。
加齢からくる我慢の限界点という定義だ。
すぐにモンクをいう単純思考的な人間には思われたくないというモチベーションが大事であると、
それが理由でまだ何とか保てているかと思う。

家でゴロゴロしていられる職業選択は無かったものか。

と、言いつつマイルの蓄積研究は怠らないのだから自己矛盾である。
LCCではマイルは貯まらないものの、それに伴う航空券購入費用や様々なポイントの移行などで
結構頑張っている状態なのだ。

あと1時間少々で到着するので、一旦終わります。