2013年9月11日水曜日

台湾8  帰国へ




消防車を通さないくらいの快晴と渋滞。






何がショックって、帰国フライトでパソコンのメモ上に記載していた長文の「身空」と「消光」が
またまた保存ミス(のつもりは無いのに)で全て失われたことである。

文章は、書いている時点で未来の文章を考え、過去を振り返っている。
それだけに、生々しい表現も出てきたりもしようし、interestingに思ってもらえるはず。



しかし、なぜか先月同様に保存がなされなかったのだが、磁場か何かか?






消光は書き直す事にします。



正午のホテルアウトに合わせて、少しだけ高価で綺麗なマッサージ店を予約する。

今回、携帯のSIMカードを購入し、差し替えたが大変便利であった。
店の予約は勿論、遅刻をされる場合にも電話され、こちらの精神面では救われる。

終了後に中山でランチをし、地下を徒歩でホテルに戻る。


預けておいた荷物を取る際に、コンシェルジュにキレイめなタクシーを頼んだ。
彼の提案で、普通のタクシーの空港までの一律料金1200元(1元3円)に
本来1800を1500にするので、ホテルのハイヤーはどうか?と。

まぁ、せっかくなので。

登場したのはベンツは黒塗りのSクラス・・・!
なるほど、それにしたら格安である。



エセVIPよろしく堂々と空港に到着するも、搭乗するのはLCCでありオールエコノミーフライトの
ために、延々と(しかも2時間前ビッタリに)チェックインが行われる。その国のフラッグシップの
場合は事情、融通が異なり、尚便利なのだ。格安と妥協の相関性。

チェックインのために立ちっぱなしで並ぶために並び、荷物チェックに並び、イミグレーションに
並ぶ。ようやく搭乗時間が来るとゲートに並ぶ。長蛇の列。
「お客様」、などという考えは皆無な動作と言えよう。モノ。

体内にICチップを埋め込んで、ゲートを通過すれば確認出来るシステムくらい作れように。
もしかして各国の公務員たる入管係員確保のための、果たして愚策なのではありまいなと。



フライトタイムは2時間20分とアナウンス。
特に問題のないフライトだった。

ピーチ・アビエーションの機材は最新ピカピカ。
なぜなのかいつも超満員である。
信頼は確かにある。しかし今年の7回の搭乗は総じて満席。
儲かりまっか・・・。


桃園の桃航空のルネちゃん号



この「機内で記載した文章」が全てぶっ飛んだ次第である。


台湾の「まとめ」は必要か分からぬが、貴重な体験をさせてもらい、多くの聴衆、プロ、愛好家に
ジャズ・インプロビゼーションの何たるかはお知らせ出来たように思える。

しばらく用命は無さそうだが、とにかく次に続く台湾の若者に、お偉い先生方に、
何らかの形と方法論を残せた、とは思いたい。 

残念だが、どちらかと言えば保守的な我が国では、講習、演奏会共に将来も起こりえない。
それだけに、次は香港を試みるつもりである。

香港のヘンリー・フォーさんはこちらの8月のセミナーを受講して下さった。
ヨセフ・リーさんは既に相談済みで大変アクティブな人なため、共演を申し出られた次第である。


こちら側のアルバイト期間を終え、早速クリスマスには香港に移動。
また、色々お伝え出来よう。


香港は広東語なれど、英語がダイレクトなのよりダイレクトとなると思います。