2012年12月25日火曜日

万座 2





24日、クリスマスイブは沖縄である。



10時頃にホテルを出て北上する。
一路、国頭村森林公園へ。

途中の(奥間)オクマの「道の家」はなかなかの品揃えでよく訪れる。
これもいつものルーティンの一つだ。

なかなか機会の無い「やんばるの森」探索は楽しい。
ほとんどが目にすることの無い植物と木々が群生している。野鳥ももちろんだ。



北側は諸事情で開発がされておらず、県の水瓶も多い。
よく見ると海の際はすぐ山になっていて低いがほぼ山である。

公園内を歩き回り、充分に森林浴をした。
寒いが快適だ。それと、とにかく人がいないのも良い。






次の目的地、古宇利島へ。ここは景勝地で人だらけ。



すわ、移動して島の裏側に素敵な小さなビーチを見つけた。
いつか訪れて水遊びでもしたいものだ。



もう何回も来ているものの、なかなか「自分のビーチ」というものは見つからない。

広いだけ、浅い、高い、美しくない、海が砂漠状態など、
自分とリンクするビーチに行き当たると嬉しいものである。

古宇利の橋も何度訪れても素敵な風景だと思う。
人工建造物と自然が一体になっている。
ただ、順光狙いなら午前に限ります。


わざわざだが、最近完成した運天原の橋を通り、
初めて通る県道で名護に出て、ホテルに戻ると丁度夕焼けまで15分ほど。

昨日が嘘のように素晴らしい夕陽が万座毛に落ちていく。




19時半に「ととちゃんぷる」なるハイセンスは居酒屋で夕食。





ホテルに戻るとサンタクロース?から飴を頂き記念撮影。
さすが外資系も連携というか、白人さんのサンタがエントランスにいて
ホテルのスタッフが気楽に撮影してくれる。
おまけに部屋にはケーキのプレゼントがメッセージカードと共に届いていた。
なかなかな演出だ。





しっかし、今日は晴れて良かったものの沖縄で今年一番の冷え込みだった、
とニュースで報じていた。

基本的に西宮の生活に比してマフラーがいらない程度だったのは確かだ。
南国の空と木々なのに気温が寒いという妙な経験となった。
要するに亜熱帯ジャングルなのに寒かったわけだ。





さて、滞在しているホテルには大浴場が完備されている。
海洋深層水だそうだ。

しかし部屋の浴槽も非常に上質なため昨夜は部屋で入った。
妻は大浴場に行ったのだが、せっかくの滞在なので、と今夜行ってみた。

沖縄が子供パラダイス、なのは知っている。
ここから未体験ゾーンと主観を述べると思って頂きたい。



我々が子供時代、だいたいだが21時が就寝時間で紅白歌合戦のみが0時までの
起床が許された唯一の一日であった。
それは厳しく、というより子供はそういうものであったと思う。

時代は変わった。23時である。
なのにも関わらず、どえらい子供ちゃんの数に驚いた。

もう少し早くに子供はお風呂に入るものが常識と良識と思っていた。
案の定、扉を入るなりガン見され、冷たい水をかけられた。

しかも若いのに最近はサウナのも入るのですね。
しかも高音域の声帯から放たれる爆音が轟き耳に障る。
いかん、さっさと身体を洗って出てしまおう。

洗っていたら、何かの水やお湯がかかりまくる。
怖くなって来てさっさと脱衣場に移動だ。

なんてことだ!幸せであろう親子に私の脱衣ボックスを囲まれた。
しかも床がどこそこ濡れていて気持ち悪い。濡れて走ってはる。

なぜ、囲まれるのだろう?他は90箱程空いているのにだ。
脱衣場もソプラニーノ音域の大歓声!!

私はこういう世界観に馴染めずにいる。ダメなやつである。
とにかく非常に後悔している新鮮な状態でこれを記入している。

あぁ、どうなって行くのだ日本のTPOは。
ここは、大衆浴場ではなくそれなりのホテル「ANAインターコンチネンタル万座リゾート」なのだ!!

早くおうちに帰りたい。
そして、今からシャワーでも浴びようか・・・。

とにかく何らかのPTSD状態に陥っていることは事実である。
腹が立つのでは無く、何かしらショック状態なのです。






明日は、万座の有名な沖縄そば屋へ寄り、やちむんの里から普天間を経て国際通りで車を返し、
徒歩で国際通りを闊歩して県庁前から空港に向かう。フライトは夕方の神戸最終便だ。