2012年12月17日月曜日

散髪





あぁ~特殊に空間的に暇である。

全ては某校の履修人数定数以下のための給料払いたくない強制「非開講」のせいである。
履修したかった学生にもアルバイト講師にも人権など存在しないわけで、学びたくても教えたくても強制排斥。学費払ってはるのに凄いことしますよね。

そろそろいつまで続けれるやら自信が無くなって来た。互いの成長ポテンシャルに釘を指して
士気を下げ、あんな学校には行くな~という風評が起こっている位の事がわからないのはも早
恐ろしい・・・・。今に授業用コピーも禁止されたりして、と本当に怖い世界感だ。

正社員で自分の部屋でもあれば研究と称して昼寝でも出来ようが、アルバイト用集会室にこもり、
同じ目にあった悲惨なアルバイト先生同士で大変居心地の悪い時間を過ごすのだ。
そこそこの奏者になったはずなのにとは慢心だろうが、この講義と演習の間の強制排斥150分は耐え難い! ヽ(`Д´)ノ



イカン、これも修行なのだろうと我慢。



自分のモバイルパソコンを持参し、ポケットワイファイでネット環境を作り、
別の仕事をこなすお利口さん。これが一年続いた、ってこと(ToT)



ならばエピソードでも書こうか。


「髪」があるはあるで毎月のように散髪屋さんに行かねばならない。
舞台やお稽古、学校職につく責任上、レベル以上の清潔感、身なり、細さは三原則なのだ。

デブ、ハゲ、不潔は最悪だ、とは先人の残した明らかなる歴史である。


主観はともかく、この時期無駄な時間は作れないので、すわ予約をして向かった。

かれこれ20年は通っているし、阪神震災時は灯油で温めた水を使いジョウロで洗髪したり、と、
言わば共に地域で生きてきたコミュニティの権化の場所という考え方も無理はないと思う。

そもそも歯医者さんを紹介してもらったり、都市計画に詳しかったりと、情報が集まるため、
お話を聞くのも存外面白いもので、確かに小奇麗な美容院や安価な理髪店もあるものの、
なかなか浮気も出来ぬままの状態である。



さて、私を担当するのは母と同世代のおかあさんであるが、プロという職業は凄いもので、
当然立ちっぱなしで仕事をされている。


「最近しんどいわ。私もあと何年出来るかわからんわ~」


までは良かったが、


「秋山さんの髪が無くなるのと私の引退、どっちが早いかやね。ははは。」


「無くなる・・・・(ToT)」

散髪だけに毛が無くなると儲けがなくなりますなぁ~等とも言えなかった。




まぁリアル過ぎて回答に窮したのであった。

髪は長い友達であって欲しいと願わざるに入らずんば誇示を得るつもりは毛頭ない。
(意味不明)