2011年7月20日水曜日

与論Ⅲ




今日はサイクリング計画の日である。


南国での過ごし方として、自転車は中大型ホテルに結構準備されている。
たいていが、普通の自転車か電動アシスト付き自転車の選択肢になる。
ままに、原付バイクのレンタルなんてのもある。




さて、御多分に漏れず、島の醍醐味を味わうにはそこそこの努力が必要だ。
しかし、この島はレンタカー規模でもなく、かといって普通自転車ではアップダウンがきつい。

そこで、必然としての電動アシスト自転車の選択になる。
しかも、五時間で1500円なら高くない。(予備バッテリー貸し出し付きだ)









10時に島の南側を東へ向けて出発した。とにかく絶景の連続だ。



先に見えるは沖縄最北端の辺戸岬



23キロ先に沖縄本島が見える。
去年は本島北端から与論島を見たので、何かの満足感がある。なんだろ。


宮古島と同じく、珊瑚で出来たこの島の水はあくまでも透明で、
偏光のサングラスからは海底まで見える勢いだ。


一見平坦に思えるこの島も、アシスト付き自転車でもアップはかなりきつい。
その上、遠慮のない太陽光がバンバン降り注いで来る。





しかし、とにかく常に圧巻な絶景には疲れもあまり感じない。


二時間弱をかけて目的地である東端の赤崎海岸に到着した。
そこで、途中のスーパーで購入しておいた弁当でランチだ。


とにかくここの美しい風景とグラデーションには少なからず感動するもので、
しばらく呆然と眺めていた。




暑いよー!





帰りには、鍾乳洞の見学なんてのも。
万が一の時に持っていって下さい、と、受付で手渡された懐中電灯の灯りが
絶命寸前な状態、なんてところもゆるくて結構だ。





電動アシスト付きママチャリ カゴ&チャイルドシート付き





さて、アシスト自転車とはいえ、そのバッテリー、
当然の事ながら容量には限界がある。

しかも、どちらかといえば小型バッテリーの車種なので
どちらかといえば容量が少ない。



行きに、減らさないように考えながら考えながら使う。
当然、下りはスイッチオフだ。

少なくとも目的地までは装着済みのバッテリーを、
帰りに予備のバッテリを装着するという作戦なのだ。

いわばF-1の燃料消費とピットインの感覚か!
わずらわしいようでも、自分とマシンとの駆け引きが結構楽しかった。



なぜ駅があるのかしら・・・



ホテルに戻る頃には、熱射病なのか軽い頭痛が・・・。
しかし、心配ご無用。

即、着替えてビーチでドボン!は言うまでもない。
これが気持ちええのや!



現在、日焼けの後処理に奔走する日々です。
くれぐれも南国のサイクリングにはご用心。



与論駅から望むパラダイスビーチ




続く。 キーワードは 沖縄、空撮