2011年7月14日木曜日

与論島




週末を利用して、那覇経由で与論島(鹿児島県最南端)に行って来た。


沖縄方面へは実に一年振りになってしまったが、
今夏は比較的天候には恵まれた方で、時代遅れ感は否めない程に真っ黒になってしまった。

年々忙しくなる都合、年々滞在も短くなるものの、年々しんどくもなり、
週末利用で十分と思うようになってしまったねんねん。



珍しく、伊丹から那覇に飛ぶ。しかもJALである。
お弟子さんにJALの方がいらっしゃるので、最近はつとめてJAL利用。
因みに関西地方ではANAよりはマイルも使い勝手が良いのでアドバンテージがある。




B747 ジャンボ機無き今、最大のフリートとなったB777‐300が伊丹から飛ぶ




ところで、
近年の少子化や経済不況なる報道は絶対に嘘、と思うほどに往復満席で、
景気回復と子供パラダイスを実感させられたフライトだった。

不思議なのだが、私のまわりのシートは絶叫型不快音を奏でるお子ちゃまで埋まる。
今回の4フライト中、実に3フライトがそうであった。惹きつける何かがあるんやな・・・。
当然、快適ではない。しかも一ランク上の広々シートのクラスJというカテゴリーに於いてである。
リッチなご家族が羨ましい。子供には広すぎて居心地は悪かろうに。

我々の子供時分は沖縄はおろか、飛行機、ましてや優等座席での旅行などは皆無だった。
ましてや、他の皆さんに迷惑だから、と子供であるだけで不当差別を受けたものである。
コレ即ち教育だったのだろう。正に隔世の感。

しかし、モチベーションという観点から、この子達の将来が心配なのは単なる老婆心か・・・。



またまた、閑話休題。




まだ梅雨の明けない関西から夏真っ盛りの那覇に到着。
与論行きまでのトランジットに数時間あるため、市内に向かう。
毎度のルーティンとして、やちむん通り、牧志公設市場周辺、国際通りを闊歩する。



青空、雲、電線、コンクリ いかにも沖縄の風景



ゆいレールで空港に戻り、与論島行きのRAC(琉球エアーコミューター)便で、
低い高度を40分程北上し、沖縄本島の最北端から北に23キロ地点の
鹿児島県は与論空港に到着。





シップはカナダ、ボンバルディア社製DHC‐3という小型機。乗客は実に12名のみ。
ガラガラにも関わらずバランスのためか乗客が機体の真ん中にアサインされるのだが、
妙に恥ずかしい。こんなに空いているのに・・・。

しかしこの便は至極静か、かつ素晴らしい本島の景色を堪能する事が出来た。



本土中北部、屋我地島と古宇利島





ホテルは少々古く、部屋はカビ臭いものの、まぁ適正価格と言われればそれはそれで・・・。
違和感といえば、これだけの価格を払えば、グレードアップしてやるよ・・・というインフォ。
予約時のランクアップ価格に比べて相当に高価格。ビジネスホテルならともかく。





ただ、ロケーションが抜群で、プライベートビーチは美しい限りだった。



滞在したホテル前のビーチ
足元に寄ってくる魚たち
 




 

続きはまた書きます。



予告キーワードは、

イギリス人、サッポロ、暗闇。